現在、メキシコや米国、カナダで、新型インフルエンザ(ブタ由来インフルエンザA/H1N1)の蔓延が報告されています。日本では、5月8日(金)、成田空港に到着した日本人男性が新型インフルエンザに感染していることが確認されました。
市では、随時情報を更新していく予定です。
市民の皆さんには、正しい情報に基づいた冷静な対応をお願いします。
■新型インフルエンザ電話相談
WHO(世界保健機関)が新型インフルエンザの発生段階(フェーズ)を、4から5に引き上げました。
東京都では4月28日(火)午後5時より「東京都発熱相談センター」を開設しました。
流行地域からの帰国後、発熱、せき、関節痛、倦怠感などインフルエンザ様の症状が見られたときはまず、発熱相談センター(保健所など)に電話で相談してください。直接、医療機関を受診することはしないでください。
また、新型インフルエンザ患者(疑いの者を含む)との濃厚な接触歴がある方も、発熱相談センターに電話で相談してください。
【東京都における発熱相談センター】
平日(月曜日から金曜日)午前9時~午後5時
西多摩保健所
電話番号 0428-22-6141
平日夜間・休日・祝日
東京都発熱相談センター
電話番号 03-5320-4509
【厚生労働省】
電話番号 03-3501-9031
対応時間 平日(月曜日から金曜日)午前9時~午後9時
■メキシコ・米国などの流行地域から帰国された方へ
帰国後10日間程度、下記のいずれかが出現しないかを確認してください。症状がある場合は、すぐに医療機関を受診せず、事前に発熱相談センター(保健所など)に相談してください。
【症状】
○鼻汁もしくは鼻閉
○喉の痛み
○せき
○発熱または、発汗や悪寒、倦怠感
○吐き気、嘔吐、食欲不振、下痢
現在、症状のない方についても、帰国後、10日以内に疑わしい症状が出現した場合には、保健所などの相談機関に相談してください。
■新型インフルエンザ(ブタ由来インフルエンザウイルスA/H1N1)とは
新型インフルエンザ(ブタ由来のインフルエンザウイルスA/H1N1)の感染による感染症です。今までは、各国でブタから人への、感染事例が数例でした が、現在メキシコ、米国などで多くの感染が発生しています。現在ではブタとの接触がない人からも報告されていることから、人から人への感染が生じているこ とが確認されました。
○原因
咳やくしゃみなどによる飛まつ感染です。
ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる接触感染です。
○潜伏期
現時点では、1から4日(最大8日程度)と考えられています。
○症状
通常のインフルエンザ同様、発熱、頭痛、咳、咽頭通、鼻水、筋肉痛などです。
重症度は、軽症から肺炎などの重い症状まで様々です。
○治療
通常のインフルエンザ同様、呼吸器症状や全身症状に応じた治療を行います。
現在、タミフル、リレンザの内服薬が有効とされています。
■豚肉を食べても感染しません
豚肉や豚肉の加工品を食べることで、豚インフルエンザに感染することはありません。
メキシコ産の食品に関しても同様です。
※詳しくは下記ホームページをご覧ください。
・東京都ホームページ『新型インフルエンザ関連情報』(新しいウィンドウが開いて別のサイトに移ります)
・外務省 海外安全ホームページ(新しいウィンドウが開いて別のサイトに移ります)
・厚生労働省ホームページ「新型インフルエンザ」(新しいウィンドウが開いて別のサイトに移ります)
問合せ 保健センター(健康課 内線622~627) メールはこちらへ