保育園での安全管理・災害対策


 安全な保育環境に向けて

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安全な保育環境

安全な保育環境のため、日々の点検と破損・老朽化した箇所の迅速な修繕を行っています。また、保育園は年齢ごとに保育士一人あたりの園児数という基準が定められていますが、その基準を満たすだけでなくさらに目の行き届いた保育を実施するため、職員の配置に余裕を持たせています。さらに、マニュアルを整備し、安全に対する職員研修や会議も定期的に実施しています。

園舎構造

阪神・淡路大震災後の建築基準の元で設計され、平成13年に3階建ての鉄筋コンクリート造りとして竣工されました。耐震構造も高く、東日本大震災の際は何一つ物が倒れたり、落ちたりすることがありませんでした。

防炎対策

園内の建築資材・クロス・カーテンなどは防炎となっています。また、もしものために火災探知・自動通報装置や防火扉を設置し防火対策を講じるとともに、法令に従い年に2回、専門業者による消防用設備などの点検を行っています(その内1回は消防署に報告)。

セキュリティーシステム

ALSOKの防犯セキュリティーシステムを設置し、不在時を含め侵入者への対応に備えています。また園舎玄関はオートロックドアとなっています。

安全教育

子ども自身が危険を回避できるようにするための安全教育にも力を入れています。危険箇所に鍵や柵を取り付けるだけでなく、「こうやって使おうね」「ここはこういう場所だよ」と安全に遊ぶためのルールをしっかり知ることにより、子ども自身が安全な行動をとれるような保育を心掛けています。また、散歩を通じて、正しい交通ルールや地域との関わり方を子どもたち自身が身につけられるよう心がけています。

保育中のケガについて

保育中の安全には十分気を配り、大きなケガのないよう配慮しておりますが、避けられない事故が起こることもあります。
保育中のケガにつきましては看護師が園内で手当てを行い、その程度によっては保護者の方に連絡をし、医療機関への受診の判断をお願いします。また、状況により病院までお越しいただくこともあります。

電話相談の内容

  • お子様のケガなどの状況とこれまでの処置
  • 病院の選択について(基本的に嘱託医、最寄の病院で対応しています)
  • 付き添いについて(保育士のみでよいか、保護者も同行されるか)

※状況により対応が前後する場合があります。
※保育園から受診する医療機関は保育園で利用する医療機関リストをご参照ください。
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 大規模災害に備えて

大規模災害時の連絡

災害発生時における情報発信は以下の手段を用いて行います。

mail 一斉メール送信
登録いただいているメールアドレス宛に一斉送信を行います。
HP 災害時連絡用HP

双方向での書き込みが可能な、災害時連絡用HPを設置しています。閲覧にはユーザー名・パスワードが必要となります。

twitter twitterによる発信
@taiyonoko_hのアカウントにて情報を発信します。twitterをご利用の方はフォローをお願いします。
171 災害用伝言ダイヤル(171)
災害用伝言ダイヤルはNTTのサービスで、地震、噴火などの災害の発生により、被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板です。
災害用伝言ダイヤル(171)の詳細はこちらのページをご参照ください(登録電話番号は042-555-5780となります)。
 

 災害発生時は園児・職員の安全確保や避難、災害の状況確認などが最優先事項となり、保護者の方からの連絡への個別対応は難しくなることが予想されます。また、電話での連絡は回線状況の混雑もあり、現実的には不可能であると考えられます。園ではある程度状況が落ち着いた段階で、上記の伝達手段を用いて情報発信を行っていきますので、災害時お子様の様子が心配だとは思いますが、園から情報発信がなされるまでお待ちいただけるようお願いします。また、東日本大震災の事後調査では、情報を受け取る側が災害用伝言ダイヤルの利用方法を知らず全く役に立たなかったなどの検証結果が数多く報告されています。つきまして、平時より上記情報発信方法についてご確認いただくとともに、ご不明な点などありましたら園までお問い合わせいただければと思います。

防災訓練

避難訓練(毎月)

毎月避難訓練を実施し、職員が子ども達を安全に避難させる方法や子ども達が安全に避難する方法が身に付けられるよう訓練を行っています。毎月、様々な時間を想定し訓練を行い、訓練後は結果について会議で話し合い次回に活かすよう取り組んでいます。訓練時間が送迎時間にあたる場合もありますので、その際はご協力のほどよろしくお願いします。
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引き渡し訓練(年1回)

毎年防災の日(9/1)前後に、大規模地震災害を想定した園児受け渡し訓練を実施しています。この訓練では、災害時にお子さんを保護者の方へ円滑に受け渡すため、園庭に避難後、一時避難場所であるこんぴら山公園まで移動しクラスごとに分かれ並んで待ち、そこに駆け付けた保護者の方に受け渡し確認を行った上でお子さんをお返しし、保護者の方にお子さんを自宅まで連れて帰っていただく内容となります。
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防災集会

毎年防災集会を実施し、災害時に守るべきことなどを、子どもたちに分かりやすく伝えるようにしています。また、災害時の避難体験やアルファ化米などの非常食を使った給食など、話だけでなく実際に体験できる内容も盛り込んでいます。

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災害時の避難場所

災害が起きた場合は、保育園から保護者の皆様にご連絡をさしあげることになっておりますが、もしも連絡が不可能な場合は避難場所に迎えに来てください。
原則として下記1の流れで避難を行いますが、災害の状況によっては2の流れになることもあります。

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地域の緊急避難所として

保育所は地域の緊急避難所の役割を担っており、特に太陽の子保育園では乳幼児をもつ親子への緊急避難場所となることを想定しています。そのため園児の子どもたちはもちろんですが、近隣の乳幼児をもつ親子の災害時受入れも積極的に行います。あらかじめご了承ください。

備蓄品

災害時は停電・交通機関の不通・通信手段の遮断などが想定され、保護者の方が職場から保育園までたどり着けないことが考えられます。また、災害後の乳幼児親子を対象とした避難所とした機能することも想定し、保育園では[食料・水][医薬品][作業用品][衛生用品][防寒用品][電気製品]と区分して備蓄を行っています。

備蓄品の一部

  • 通常食(アルファ化米・レトルト食品など)・おやつ
  • レトルトの離乳食
  • 粉ミルク・哺乳瓶・ガスコンロ・固形燃料コンロ
  • 紙おむつ・非常用トイレ
  • 医薬品
  • タオル・防寒具
  • 蓄電器(常時充電)・充電池

 備蓄品では乳児対応の食料・物品を多めに揃えています。また、備蓄食料について食物アレルギーへの完全対応は出来ていないのが現状です。

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 万が一に備えて

緊急地震速報
緊急地震速報アダプターにより、気象庁から発信される緊急地震速報を、放送局経由で受信し、園内放送で知らせるよう設定しています。
緊急地震速報アダプター
火災通報装置(ホットライン)
受話器を取ると、すぐに福生消防署に火災の通報ができます。
火災通報装置
交通安全教室
年1回、交通安全協会の方による交通安全指導を行い、子どもたちへ交通安全のルールを分かりやすく教えてもらっています。
交通安全教室
監視カメラ・モニター
園周囲を監視し、防犯カメラで録画しています。正面玄関・駐車場側玄関の出入りは、事務所からモニターで見ることができます。
監視カメラ
非常用ボタン(ホットライン)
緊急時にボタンを押すと、いつでも福生警察署に通報ができます。24時間、警備をしています。
非常用ボタン
園外活動での緊急連絡
散歩など園外に出る際は常に携帯電話をもち歩き、万が一のときでも迅速で正確な行動が出来るように心構えをしています。
救命講習
非常時に適切な手当てができるように、園内にて救急救命講習を行い、職員全員が普通救命講習の修了証を取得するよう取り組んででいます。
救命講習
AED
園内にAED(自動体外式除細動器)を設置しています。また、全職員を対象にAEDの取扱い講習を定期的に行っています。
AED
緊急連絡票
緊急時に保護者の方へ迅速に連絡するため、入園の際に「緊急連絡票」へのご記入をお願いしています。入園後に連絡先などが変更になった場合は訂正をお願いします。
一斉メール
園内の一斉メール配信システムを利用しメールでの連絡を行います。携帯電話・スマートフォンなどでメール確認がしやすいメールアドレスの登録をお願いします。アドレス登録の方法は職員までお問い合わせください。
保険
万が一のケガなどの事故に備え全国私立保育園連盟の保険制度に加入しています。これは保育園で負傷した場合等に、医療費が給付される制度です。
 

※AED(自動体外式除細動器)とは、突然心臓が正常に拍動できなくなった心停止状態の心臓に対して、電気ショックを行い、心臓を正常なリズムに戻すための医療機器です。
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