長かった90分💦

2025年12月26日 金曜日職員ブログ

通常保育も明日で終了となります。 皆様にとって今年はどんな年でしたか😊

今年も最後の職員ブログを担当します。
去年のブログでは「結局、運動しなかった」という話を書いていましたが、今年はどうかというと、
なんと今月から流行りのchocoZ○Pの会員になりました🎊
2カ月無料キャンペーンということで、試しにと申し込んでみたのですが…

まだ一回も行っていません😨

なんだか行かずに2カ月終わって解約しそうですが、そうはならないよう頑張りたいと思います。
とりあえず、高級なマッサージ機があるみたいなので、まずはそれに座りに行こうと思っています💦

話は変わりますが、先日、行政(羽村市ではないです)が主催する講習会に行ってきました。
とは言っても、強制参加みたいなもので、正直行きたくないけど行ってきました。
行きたくない理由は単純で、とてもつまらないのです😅
配られた資料をひたすら読み上げられるだけの90分。
10分で読める内容を延々と聞かされるのは、本当にしんどい時間でした。

ただ、しんどい理由は「つまらない」だけではありません。 実は私、そもそも「座っているのが苦手」なのです💥

子どもの頃より椅子に座っていることが苦手で、それは今でも続いています。
研修や会議で30分も座っていると落ち着かなくなり、椅子を揺らしてみたり、座り方を変えたりとモゾモゾしはじめ…1時間経つと限界で、トイレに行くふりをして席から離れてしまいます🏃‍♂️
電車でも30分が限界で、それを過ぎると立ち上がり車内をふらふら、車内広告を端から端まで見て回ります(混雑しているときはさすがにガマンします)。
飛行機や長距離バスなんてもう大変で、とにかく寝てしまおうと必死です。

さて、なぜこんな話をしているかというと、先ほどの講習会の資料を読み返したとき、その裏面に「なぜ座っているのがしんどいか」を自分なりに分析した、謎のメモが書かれていたからです📝
よほど辛かったのか、その時の自分の身体感覚を妙に分析していました。

メモにはこんなことが書かれていました。

  • 📌刺激が少ない(話が単調) ↓

  • 📌脳の「覚醒レベル」が下がる(眠くなる・集中が切れる) ↓

  • 📌脳が「やばい、寝てしまう!」と判断し、覚醒を維持するために身体を動かす指令を出す

  • 📌結果、モゾモゾ動く(自己刺激行動)

専門的な言葉を使うと、刺激が弱いために「実行ネットワーク(課題に集中する脳の働き)」が弱まり、「DMN(デフォルト・モード・ネットワーク=ぼーっとしている時の脳の状態)」が優位になってしまう。 だから、無意識に足を組んだり貧乏ゆすりをしたりして、ドーパミンを出して脳を起こそうとしているわけです🧠⚡️

つまり、私が座っていられないのは、「不真面目だから」ではなく、「話を聞くために脳を起こそうとする防衛反応」だったのです!😅

でも、これは私たち大人が子どもを見る時にも、とても大切な視点だと思っています。
「ちゃんと座りなさい!」と注意したくなる場面でも、その子はふざけているのではなく、その子なりに一生懸命、覚醒レベルを調整して話を聞こうとしているのかもしれません。

「座れるようになること」はもちろん大事ですが、「自分は長く座るのが苦手だ」という特性を理解し、「それならどう対応するか」を考えることは、同じくらい大切です。

  • 🪧どうしても動きたくなったら、後ろの席なら目立たないかな?

  • 🪧クッションを使えば少し楽かな?

  • 🪧手の中でペンを回していれば集中できるかな?

そんな風に、自分の特性(凸凹)を理解して、うまく付き合う方法(杖のようなもの)を見つけること。
これは座ること以外でも、発達の特性すべてに言えることです。 私たち保育園も、ただ「座らせる」のではなく、子どもたちが自分なりの「対応策」を見つけられるよう、手助けしていきたいなと改めて思いました😌

…と、えらそうに言っていますが、
その講習会の90分間、「なぜ自分は座れないのか」の脳内メカニズムの分析と対策メモの作成に全力を注いでいたので、講義の内容は一切記憶に残っておりません😱
なので、何の講習会だったか思い出すために資料を読み返そうとしていたのでした💦
自分の特性を理解しても、結局使いこなせていない園長ですが、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください🐎🎍

園長 大庭