4月29日から5月1日の日程で、ホップの会(羽村市男性保育士の会)有志による、被災地への物資運搬及び被災した乳幼児施設への視察に行ってきました。
太陽の子保育園からは園長及び福田保育士が参加し、全体で5名での参加となりました。
[気仙沼市 湾岸の様子]
テレビやインターネットなどで何度か映像は見ていましたが、あまりのすごさに現実感が感じられませんでした。
実際に見れば少しは現実感が得られるかと思いましたが、自分の目が信じられない程ひどい状況で、
こんなことが現実にあるのか、未だに実感として感じ得ません。
ただ、あまりの静けさと、重油と生臭いにおいが突き刺さるように感じられました。
[震災で津波の被害にあった幼稚園]
震災時は預かり保育のお子さんが30名程園内にいたそうですが、高台に避難し全員無事だったそうです。
現在は津波の被害にあわなかった施設で、2園合同で保育を行っているそうです。
理事長先生・園長先生から詳しい話を聞かせていただきました。お忙しい中本当にありがとうございます。
左:ホールの様子 右:園庭から見た海側の様子
震災時の詳しい様子は葦の芽幼稚園のホームページをご覧ください。
同じ気仙沼市でも津波の被害にあわなかった施設は大丈夫だったようです。
[陸前高田市]
町が完全に流されていました。
下矢作保育所は震災後は避難所になっていましたが、現在は保育所として再開しているようです。
[南三陸町]
津波で浸水した保育所です。現在子どもたちは他地域に避難しており、休園となっています。
今回の視察を踏まえて、今後の被災地への支援についてもっと考えていくとともに、
災害時での保育対応についても再度しっかりと考えていきたいと思います。
気仙沼市の高台から
海岸線が美しい町ですね。一日も早い復興を願ってやみません…