インフルエンザの出席停止期間について

インフルエンザの出席停止期間について

インフルエンザと診断された場合、感染拡大防止のため、登園再開には以下の2つの条件を「両方とも」満たす必要があります。

【登園再開の2つの条件】

  • 1️⃣「発症した後、5日が経過している」
  • 2️⃣「解熱した後、3日が経過している」

※どちらか一方ではなく、期間が長いほうが適用されます。

⚠️ 間違えやすいポイント(必ずご確認ください)

🍀「発症日」は「熱が出た日」です

病院に行った日ではなく、「38度等の発熱症状が出始めた日」を「0日目(1日目ではありません)」として数え始めます。 医師に「いつから熱が出ましたか?」と聞かれた日が発症日となります。

🍀「解熱」の判断と数え方

📌「解熱」とは、「解熱剤を使わずに、一日中(朝から夜まで)平熱であること」を指します。
※「朝は下がっていたけど、夕方にまた上がった」という日は解熱日になりません。その翌日以降、再度確認が必要です。
📌丸一日熱が上がらなかった日の翌日から「解熱後1日目」と数えます。
📌幼児は免疫が未熟なため、小学生以上(解熱後2日)よりも長く、「解熱後3日」経過する必要があります。

インフルエンザの登園 停止期間 早見表

出席可能かどうかの確認にご利用ください → インフルエンザ検温表[PDF]

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参考 インフルエンザについて(東京都福祉保健局通知文書より)

1. インフルエンザとは 

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスを原因とする呼吸器感染症です。概ね1~3日の潜伏期間の後に、発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、咳(せき)、鼻水などを呈します。一般的な風邪に比べ、全身症状が強いことを特徴とします。多くの人は1週間程度で回復しますが、高齢者や心疾患など基礎疾患のある方は、肺炎を伴うなど、重症化することがあります。 インフルエンザが疑われる症状が出た場合は、早めに受診しましょう。

2. 主な感染経路 

患者の咳(せき)やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛まつ感染」と、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」により感染します。

3. 予防対策のポイント 

  1. 1 こまめに手を洗いましょう。
  2. 2 規則正しい生活を送って十分な休養をとり、バランスのとれた食事と適切な水分の補給に努めましょう。
  3. 3 普段から一人ひとりが咳エチケットを心がけましょう。
  4. 4 室内の適度な加湿(概ね湿度50~60%)と換気を行いましょう。
  5. 5 インフルエンザワクチンの接種について、かかりつけ医等と相談しましょう。

咳エチケット ~感染拡大を防ぐために~

  • ○ せき・くしゃみの症状がある時は、マスクをしましょう。
  • ○ せき・くしゃみをする時は、口と鼻をティッシュでおおいましょう。
  • ○ せき・くしゃみをする時は、周りの人から顔をそらしましょう。

4 社会福祉施設等の集団生活の場における予防対策 

  • ◆インフルエンザの患者が発生した場合に備えて、施設内の連絡体制・医療機関等の連絡先、対応についてまとめ、文書や掲示物にしておきましょう。
  • ◆インフルエンザワクチンの接種について、嘱託医等と相談しましょう。なお、65歳以上の高齢者の方などは、予防接種法に基づく接種を受けることが可能です。(居住地の区市町村の予防接種担当窓口にお問合せください。)
  • ◆利用者の健康状態をきめ細かく把握しましょう。体調不良時に自分で訴えることが困難な方については、毎日の検温等により健康状態をよく把握しましょう。
  • ◆インフルエンザの疑いがある場合には、早めに受診しましょう。
  • ◆温度・湿度の管理、定期的な清掃等の衛生管理に留意しましょう。
  • ◆利用者・職員・面会者等が手洗いを十分に行えるよう、石鹸や手指消毒剤を準備し、こまめな手洗いの励行を呼びかけましょう。
  • ◆患者発生時には、感染拡大防止のための対応(リハビリなど集団活動の変更や延期、症状のある人とない人の居室の分離、マスクの着用等)を、必要に応じて行いましょう。

 東京都のインフルエンザに関する最新情報は東京都感染症情報センターをご参照ください。

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