ひよこ組 0歳児の保育
あたたかな安心の中で。
最近赤ちゃんの研究はめざましく進みました。
人の一生のなかで考えても、一番劇的な成長を遂げるこの時期、一人ひとりの育ちとしっかり向き合い、親子共にゆったりとした安心感のなかで過ごすことをたいせつにしています。
手で細い棒を握れるようになったら、音という新しい世界が広がりました
うれしいことと嫌なことを意思表示しながら、生活のリズムやさまざまな力を獲得していきます。
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表情が「みて、みて」と言っています。
保育士が見つける育ちの瞬間
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「ゆっさ、ゆっさ♪。ぼくも、だよねぇ」
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絵本に集中!!
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「あ、くすぐったい」先生の足もいいおもちゃ。
ひよこ組 担当保育者からのメッセージ
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ぺんぎん組 1歳児の保育
好奇心、ぐんぐん育って。
体つきも赤ちゃんから幼児の姿になった1 歳児には、見るもの聞くものすべてが好奇心の対象です。
なんだろう、触りたいという気もちは大事な育ちの芽。小さな芽の一つひとつをていねいに見守ります。
大人が使っているものは、いつも触ってみたいと思って見ている子どもたちです。
歩行に伴い外への関心が広がり、指をさすことで意思を表現することも多くなります。
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「このくつした、じぶんではけるよ」
お気に入りのくつしたです。
保育士が見つける育ちの瞬間
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「ビリ、ビリビリ。やりたい放題あそびスタート!」
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「あ、み~えた」
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「せんせい みえた~」
ぺんぎん組 担当保育者からのメッセージ
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うさぎ組 2歳児の保育
いっしょいっしょ、見ーつけた。
誰かが何かをしていると同じことをまねしたりして、友だちの存在が気になりはじめるのもこの時期です。
関わりとしては未熟ですが、保育者を仲立ちとして、あそびの探求が進みます。
友だちのあそびに刺激を受けて、あそびがどんどん続いていきます。
まねをすることから学びがはじまり、あそびのなかで見立てることの楽しさを知ることができます。
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「いただきまーす。あぐあぐ」
砂場の砂もごちそうになりました。
保育士が見つける育ちの瞬間
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「音楽が止まったら、いすにすわるんだよ」
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「やったー、すわれた」
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「ほら、これおいしいぞ」「うん」
うさぎ組 担当保育者からのメッセージ
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ぱんだ組 3歳児の保育
あっ、こんなことできる。
自分なりに身の回りのことができるようになり、保育士の手伝いをしたりするようになります。
できることが増えた自分を自分で認めることで、大きく成長する時期でもあります。
勝手にひくより、リズムを合わせることで音楽の心地よさが生まれることを知ります。
見る聞く話すことへの意欲が充実して、表現力が育ちます。
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「ほうら、ここまでのぼれた」
先生が見てると、木登りも平気です。
保育士が見つける育ちの瞬間
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「きっと、なにかいるぞ」
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「しっかり おさえてるから」
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「こんなの、かんたんかんたん」
ぱんだ組 担当保育者からのメッセージ
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くま組 4歳児の保育
仲間が、できた。
感受性や想像力、好奇心が広がり、人やものとのかかわり合いにチャレンジすることが楽しくなります。
友だちと互いの気もちを理解し合うことで、仲間からの学びが生まれます。
いつでも自分が発見したくてたまらないうえに、それを友だちに自己主張したいという自意識が芽生えます。
自分と他人の区別ができるようになり、友だちとの共感や共有を楽しむ力が育ちます。
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「できるよね、ぼくたち」
仲間とのつながりが強まります。
保育士が見つける育ちの瞬間
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「3人組、出動」
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「いつもいっしょだもんね」
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「もう、ルールまもってよ」
くま組 担当保育者からのメッセージ
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らいおん組 5歳児の保育
自分がいて、みんながいる。
集団でダイナミックなあそびを展開したり、見通しをもって取り組み、達成感を味わったりできるようになります。
周囲への関心が高まり、生活力や社会性が育ちます。
手を挙げる姿は、背筋も伸びて、すっかり小学生のようです。
人とのかかわりを通して、信頼関係を結ぶ経験が、コミュニケーション力を育てます。
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「ほうちょうは、まかせて」
慣れた手つきの左手です。
保育士が見つける育ちの瞬間
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「さぁ、きょうのおやつのとうもろこしだよ」
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かなり上達した和太鼓。先生も本気。
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電車という公共の場を経験します。
らいおん組 担当保育者からのメッセージ
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縦割り保育活動 3・4・5歳児
大きい子、小さい子。
幼児クラスを3 グループに分け、担任も決めて週1 回縦割り保育活動をおこなっています。発達の幅が広いなかで自由にあそべるので、学び合いや思いやりが育ちます。
年長の子どもが鉄棒をこなす姿を見て、自分もがんばろうとする年少児と見守る年長児。
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4 月~ 5 月はグループ分けせず、年齢に関係なく自由にあそぶ日を設定し、その後3グループに分けます。年長児も年少児も互いに見て学ぶことが多く、大人から言われるのとは違う主体的な学びがあります。
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「ほうちょうは、まかせて」
慣れた手つきの左手です。
安心・協同・模倣
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「ちゃんと て つないでてね」「うん」
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「ここを ぬるんだよ」
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「よく みててね」
異年齢児交流
縦割り保育だけでなく、朝夕の合同保育や年長児が0 歳児のお世話をすることを通じて、異年齢児の交流ができます。
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「あーん」
自分の口も開いちゃったね。
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「いいこだね」
すっかりおねえちゃんです。
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「ここ持ってて」
「うん、これでいい?」