毎日暑いですが、朝晩はほんのり秋の気配を感じるようになりました。
8月になると、テレビでは戦争の映画や、ドキュメンタリー番組が増えてきます。
平和になりすぎている今の日本では、なかなか想像もできないほどの悲惨な過去、歴史。
今では、リゾート、観光地として名高い沖縄も、それはそれは悲惨な過去があり、沖縄戦では、20万人以上の人が亡くなったそうです。
番組の語りの中でも、特攻隊の話や、当時を語るおじー、おばーの話に涙してしまいました。
旅先で知る戦争のことも多くあります。
沖縄のケラマ諸島、とても海がきれいで静かなところなのですが、戦争末期、そこにもアメリカ軍が攻め込み、集団自決のような悲惨な過去があり、奇跡的に酸かった人は多くを語らないと言います。
サイパンも同じく、すばらしい海や景勝地がありましたが、日本人が飛び降りて自決したという「バンザイクリフ」という崖があったり、防空壕や大砲がそのまま残っていたり。
広島、小さいころに見た「はだしのゲン」で知った原爆の恐怖。数年前に行って見た原爆資料館で、改めて悲惨さを実感。
四国で見た、ゼロ戦。そこに飾られた特攻隊員の、家族や恋人にあてた手紙には、20代で生涯を終えた若者の無念さを感じました。
戦争の悲惨さをしっかりと子どもたちにも伝えていかなくてはいけないと、改めて感じます。
そして、現代では感じにくくなっている「食べることが生きることにつながる」という大切さも、もっと子どもたちに伝えられたらと思います。
給食 Y