野外活動 7

2008年8月11日 月曜日職員ブログ


毎日 暑い日が続きますね f^_^;

でも…でも…そんな夏はキャンプの季節でもあります。(^O^)
いろいろな関係で 何度も子ども達のキャンプの応援をしていますが、 キャンプのスタイルも様々なものがあります。

・市民センター等を利用し 炊事を簡単にして、たくさん活動するキャンプ。
・活動だけをメインにして、大きな組織が運営したり、設備の整った施設を利用したりする、食事付きの お楽しみキャンプ。
・かまどを作り、薪を割り、水を汲んでくる かなりハードなキャンプ。

それぞれ 子ども達に 体験して欲しい目的が違うので 何とも言えませんが……それぞれに良さがあると思います。

私はいろいろなキャンプを経験していますが、今回は ボーイスカウトのキャンプを紹介したいと思います。(^o^)/

年齢によって、宿泊のスタイルは違いますが、息子と私の所属するボーイ隊は なかなか深いんですよ。
毎年 夏の大きなキャンプを目指し、いくつかのキャンプをしていくのですが……基本は全て自分たちでやります。
重いリュックを背負い、その中には衣類 洗面具はもちろん、食器 小型椅子 カッパ 長靴 寝袋 ロールマット 時にはテントや鍋を持ったり、バケツやポリタンクをリュックに吊るして歩くこともあります。

キャンプ場に着くとまずはテントを張り、食事をつくったり…食べたりする場所を作ります。
テントも 今は非常に機能的で簡単に建てられる物がありますが、あえて…大小合わせると30本以上ペグを打ち込まなければならない、丈夫で、難解な物を建てます。
かまども、石やブロック等で作る物でなく、丸太を組み 膝の辺りに1㎡ぐらいの床を作り、その上に土を盛って(立ちかまどといいますが…) そこで火を起こします。
火を起こす頃には ポリタンクを2つ持って 水汲みに! 時には数十メートルも歩くこともあるんですよ。 f^_^;  汚水も穴を掘って濾過出来るようにし、水も最小限に大切に使います。

地面を炎で痛めることをせず、水を大事に使い、今話題のエコに徹したキャンプです。
人間が、森や川の先住民(獣、鳥、虫)に場所をお借りするのですから、キャンプが終われば、きちんと元に戻して撤収します。

地球温暖化防止 エコ と大変な世の中ですが、人間が他の動物と同じように 地球をお借りして 住んでいるんだ と思えば、地球を汚さずに共存できるのに と思いませんか!

そして、苦労のあるキャンプには 生活の全てが含まれ、子ども達に いろいろな事を学ばせてくれると思います。

今週はお休みをいただいて、三泊四日のキャンプに行ってきます。今年は創立30周年でもあり、楽しい企画も 盛りだくさんなんですo(^-^)o

毎日 汗だくですが、星を見ながらのドラム缶風呂や キャンプファイヤーの明かりしかない暗やみは とっても素敵ですよ!!
時には全ての明かりや音を消して、人間も自然の一部であることを体験してみては如何ですか!?(o~-‘)b              
ペンギン  shinochan