目を楽しませてくれた紅葉も木枯しが吹き飛ばし、炬燵の恋しい季節になってきましたね~!
そして、今日からは師走(◎o◎)本当に1年がアッという間に終わりそうで、気持ちばかりが焦っているのは私だけでしょうか・・(>_<)。
さて、ちょっと前のことになりますが、10月のある晴れた土曜日、O市の子ども達と七輪陶芸をしました。
陶芸というと、成型し しばらく乾かして、素焼き 色付け うわぐすり 本焼きと とても時間と手間のかかるものですが・・。
私達の 今回企画した七輪陶芸は、たった数時間で全ての工程が出来てしまう、とっても画期的なものなんです。
まずは 成型。 粘土をこね、子ども達は その作品が出来上がった時の使い方を思い描きながら、思い思いの物を作りました。
次は乾燥です。
弱い炭火の上で、じっくり ゆっくり乾かします。
その後は 素焼きです。 乾燥させた物を冷まさずにアルミホイルで包み、七輪に乗せたフライパンのうえで、ゆっくり焼きます。
その後は いよいよ、ダイナミックな本焼きです。
七輪の風口にドライヤーで 送風しながら、作品を炭の中で真っ赤になるまで 焼いていきます。
炎が1メートルぐらいに上がり、その炎の温度は1200~1400度ぐらいになるそうです。
真っ赤になった粘土は、本当にとっても素敵な赤になるんですよ。
真っ赤な状態で数分焼くと 大きなバケツの水の中に ドボンと作品を入れて冷やします。
水が一瞬でお湯になってしまう程の高温ですが、直ぐに 素敵な陶器の色合いに変わります。炭がゆう薬になり、また 炭の素材によって、赤みががったり、照りがでたり、作品それぞれに違った色合いが出てきます。
出来上がった作品を見た時の 子ども達の笑顔は 何とも言えず 輝いていました。
…また、じっくり乾燥させていた時間には、泥だんごを作って遊びました。
小さな泥の塊に、サラサラの土を何度も何度も振りかけ、ほんの少しずつ大きくしていきます。とっても根気のいる作業です・・。 最後はボロ布や破れたストッキング等で、ピカピカに磨くと、本当にツルツルの泥だんごが出来上がります。
夢中になって、泥や土と遊ぶ姿は とっても良い表情をしています。(*^_^*)(園でも、畑の土に触れたり、砂遊びをしている子ども達の顔は真剣そのものですよ!) 大地の上に暮らす私達は、土に触れることで 何かを感じるのではないでしょうか・・!。
息子達が合唱コンクールで歌った、大地讃頌の歌詞を思い出したりしました!
ペンギン
shinochan