小学生の頃、カーネーションをプレゼントすると、 「枯れるからいらない」 エプロンをあげると「あんまりスキじゃない」 (確かに安物で、 かわいくなかった記憶が…)
と言われたかわいそぅな 幼いわたし。 ハハは鬼なのか照れ屋なのか… 未だに謎は解けていないのですが。
学んだ私は、 事前に欲しいもの を聞くよぅになりました。
今年は? と聞いたところ、「その日はバスツアーで旅行中」とのこと。
そんな母の日当日、 電話がきたので、 欲しいものでも決まったのかな?と出たところ、 妙にはしゃいだ母の声。
靴が、 履けなくなるほど ハデに壊れてしまったというのです。
どうしたものかと 一緒に行った友だちと 大笑いして騒いでいたら 、周りの人も ノってきて、バス中が大騒ぎに…
あ~ぁ~ もうなにやってんだ と思いながら聞いていたら、
親切な人に 靴を貸してもらった と言うではありませんか
旅行に靴持参? もしかして どこかで履こうと思ってわざわざ持ってきたんじゃないの? と、ハラハラのわたし。
せっかくの旅行、しかも母の日なのに、 見知らぬ人に靴を貸すはめに なってしまった 親切な方 、ホントにスミマセン… と 心から申し訳なく思い、母に、私からも謝っといて…、と告げました…。
最後に「プレゼントはレスポの黒いバックね」 と言って 電話を切った母。 そこは 靴じゃないんだ… と思った私なのでした。
りすぐみ 姉?