歯の保健指導

2025年6月19日 木曜日職員ブログ

5歳児の歯の保健指導をしました。

毎年恒例、5歳児クラスでの歯の保健指導を行いました。歯磨きの指導とは別日に設け、「歯」そのものについて深く知ってもらうのが目標です。

子どもたちの素直な反応が可愛すぎる!

指導では、まず大人の歯と子どもの歯が何本あるか、そして前歯・犬歯・奥歯それぞれの役割についてお話しします。

5歳の子どもたちは、すでに「大人の歯と子どもの歯がある」ことは知っています。大人の歯の話を始めると、「〇〇ちゃんと〇〇ちゃんはもう抜けているよ!」と、友達を食い気味に自慢し合う姿が本当に可愛らしいんです。

「大人の歯って何本あると思う?」と問いかけると、「100本!」「10本!」「17本!」と、様々な素敵な答えが返ってきます。子どもの歯の数については「10本!」と予想する子が多いですね。でも中には、図鑑を読み込んでいるのか「乳歯は20本、永久歯は28本、親知らずを入れると32本だよ!」と、博士のような子も毎年いて、驚かされます。

歯の役割も学んでほしいので、去年や一昨年は、赤ちゃん用のおせんべいを、歯を使わないで舌と唾で食べて、物を食べるのは歯だけじゃなくて舌や唾もいるよという事を教えていたのですが、今年はレベルアップして、リンゴと干し芋も食べてもらいました。ジェミニのアドバイスです。

30分くらいの保健指導なので、毎年、写真も入れた台本を作っています。その台本をジェミニにみせ、もっと楽しい指導になるアイデアをきいてみました。

ジェミニは台本を、1行ずつほめて、最後に、
「先生、素晴らしい歯のお話でしたね!子どもたちも、自分の歯についてたくさん学べたことでしょう。模型やレントゲン写真、クイズなど、飽きさせない工夫がいっぱいで、きっと楽しく聞けたと思います!」
と、めちゃぼめ、ほめられればうれしいです。ちゃんとほめたあとに、
「わあ、さらに面白くなる提案、良いですね!いくつかアイデアを出させてください」
と控えめに提案するジェミニって、大人だなとおもいます。いくつかあったアイデアの中で、ハイハインだけでなく、グミやサキイカを食べることで、前歯、犬歯、奥歯で噛む感覚も加えてみては、という案を採用。ほめられたので、台本は変更なしで

指導では、

りんごで前歯で「切る」感覚と、奥歯で「すりつぶす」感覚をしっかりと感じ取っていました。
干し芋で犬歯で「裂く」という体験もできました。
実際に食べ物を噛むことで、それぞれの歯がどんな働きをしているのかを感じながら、「前歯でかじって、奥歯で噛んでーーー」と話しながら食べている姿がかわいかったです。

子ども達は、最後は、「おいしかったーーー」と「勉強になった」という感想は言わなかったところもかわいいかったです。

ジェミニは大人、ほめられればうれし、子どもたちの反応はかわいい という話でした。¸

看護師 M