楽しい一時

2009年7月29日 水曜日職員ブログ


 むし暑い日が続きますね。
どっちにしろ暑いなら、カラッとした青空に夏らしいギラギラ太陽をのぞかせて欲しいものですよね。

今日はちょっと楽しかった出来事を聞いてください。
この前、主人と車で出かけた時の事です。
 
 二車線で隣の車に 3才位の男の子が少し空いた窓から外を寂しげにのぞかせていました。
それは何とも凛々しくて、頭のよさそうな子でした。
「将来きっと男前になるよね」と主人と話していたら、その子がじっとこちらを見ていました。
少しおどけて手を振ってみたら、すご~く喜んでくれて寂しげな顔だったのが可愛い笑顔に変わりました。しばらく抜きつ抜かれつを繰り返していたら、隣の車線の方がスムーズに流れ出しました。
ここでお別れかなと思い「バイバイ」と大きく手を振ると、男の子は私達が見えなくなってもずっと手を振っていました。
「危ないからもうやめて」と思いながら振る手をじっと見つめていました。
そのうちまた、その子の車の横まで追い付くと「わぁ~!また会えたよ」と言っているかのように喜んでくれ前の座席にいるお母さんに教えていました。

少しすると今度は本当のさよならで男の子は右に曲がりました。
その時もお互い手を振っておもいっきり笑顔で別れました。
ほんの15分位の時間でしたが楽しい時を過ごしたように思います (^-^)v

 あの男の子、帰ってからお母さんに叱られなかったでしょうか?
「知らない人に手を振ってはダメよ!」ってね (–;)
 素直に嬉しいと思う気持ち、可愛いと思う気持ちを押さえなければいけない寂しい世の中ですね。

 人と人が信じあえ、子ども達が安心できる日が早く来るといいですね。

          給食 S・K