昔むかし・・・パートⅡ

2013年10月1日 火曜日職員ブログ

私が幼い頃、住んでいた家というのは
茅葺き屋根、土間の玄関を入るとすぐ「いろり」があり、向かって左側に、
十畳の部屋が3つつづき、北側にも8畳ぐらいの部屋が3つ。
お手洗いは周り廊下の一番最後の北側。
もちろん電気はなくロウソクの灯りのみ
私とすぐ上の兄は家の中の暗いトイレが怖くて、怖くて
庭先にある外のトイレの方がまだ怖くなかった事を覚えています。
裏庭には井戸と祖父が掘って作った「心」という字の池がありました。
古い家だったので台風の時季は家族全員夜中に起こされ
雨戸が飛ばされないよう押さえたことも。
薪で炊いた「ふっくらご飯」  薪で沸かした「芯まで温まるおふろ」 
いろりで煤だらけになった天井を竹の葉で作ったほおきで煤を掃う「大掃除」 
残っていたら重要文化財にでもなりそうなくらいの古い家でした。
今も兄と子どもの頃の話で盛り上がります。なんでもそろっている時代に
生まれ育った娘たちは昔の話を聞いて何を想うのでしょうかね?

イベリコでした。