介護かな

2025年10月15日 水曜日職員ブログ

独立して家を出た娘がいます。
先日、美術館デートをしてきました。
東京駅に待ち合わせ。東京駅から徒歩10分のところでしたが、私はぼーっとついていくだけで、娘が一生懸命に道を案内して連れて行ってくれました。考える気がない人と一生懸命考える人と、昔は私がこの子を連れて歩いてたのに、と考えるとおかしかったです。美術館がおわると「何が食べたい?」「どこ行きたい?」ときいてきてくれます。「あれがみたい」「これがみたいと言えば」調べて連れて行ってくれます。楽なものです。
 
銀座をぶらぶらして、私は有楽町からJRで東京にもどり、娘は地下鉄に乗る予定でした。道に設置されている大きな看板で「有楽町駅はこっち行ってこちいけばわかるから」と説明され、「わかった!帰れそう」と返事をしました。でも、娘はこいつわかってないな~と判断したのか、有楽町駅まで連れていってくれて、「改札入ったら、まっすぐ上らず、右に行ってから階段上って、そしたら、どっちの電車に乗っても、東京駅に行けるから」と言わて別れました。
 
子どもが小さかった頃、一生懸命、携帯の使い方を調べていた時、母が私に「自分でやるより、子供に渡して使えるようになってもらって、やってもらったほうがずっと早いよ」と言っていました。それを言われたときは「は?」って思いました。帰りの電車でそんなことを思い出しました。
 
ランチは宮崎地鶏のお店でした。私は炭火で焼いた鳥で、娘はチキン南蛮。わかっていたことだけど、私のは焦げの味が強い 娘のを一切れもらったらすごくおいしい
「私もチキン南蛮にすればよかった」「失敗した~」を連呼する私に何も言わない娘 大人です。
 
事務所 M