人生の曲がり角

2016年1月22日 金曜日職員ブログ


先週の雪がなかなか解けず、寒い日が続いていますね。そして卒園式の準備を子どもたちや職員が始めているところを見ると、もうそんな時期なのかと、1年の早さをしみじみと感じてしまいます。

少し前の話になりますが、昨年の秋頃、オーストラリアに住んでいる高校時代の旧友が一時帰国して久々の再会をしました。SNSを通じて話すことはあっても、会うと話は尽きず・・・懐かしい話などにも花が咲き、楽しい時間を過ごせました。オーストラリアは2度ほど、その友人を訪ねて行ったことのある国だったのですが、友人の誘いもあり本気で移住したいなと思った時期がありました。気候も日本に似ているし、治安もよく、すてきな街なんです。シドニーの街 ボトルブラシの花

太陽の子保育園が開園する1年前に以前働いていたところを退職していたため、1年間就活をしていたのですが(運動指導系の道を目指していたのですが)これまた、どこを受けても採用されず・・・このまま仕事が決まらなかったら、とりあえず仕事を探して渡豪してしまおうかと思っていたんです。

でも家庭の事情もあり仕事をしないと生活できないし・・・。海外生活は一瞬の夢でしたが、まじめに悩んだ時期でもありました(^^;)もし思い切り海を渡っていたら?と思うと、人生の大きな曲がり角だったなーと思いますね。

さて、縁あって太陽の子保育園の栄養士で採用していただいたものの、以前は小中学校の栄養士だったので、給食業務はできても保育園の「離乳食」はほぼ無知。当時まだ子どもがいたわけでもなく、離乳食なんて何が何やら・・・開園するまでの短い間に、ほかの保育園さんに実習に行かせてもらったり、近くの保育園の栄養士さんに話を聞きに行ったり、必死で本を読みあさって・・・あとはベテランの調理さんに聞きながらの日々が始まりました。開園当初は激務すぎて、あまり記憶がありませんが(^^;)、たぶん頑張れたのは子どもたちの笑顔と「おいしい」と言って育っていく子どもの成長を間近で見ることができる素敵な場所だと思えたから。あとは中学時代の同級生が同じ職場にいたことも心強く、今の仕事に就けてよかったのかなと思うようになりました。開園からいる職員もたくさんいるので、いい職場なのだと思いますね。

昔の友人に会ったこと、そして保育園がまだ2年目の懐かしい写真(初代園長、2年目の卒園式の写真です)が出てきたこともあり、開園当時の話になりました。これからも美味しい給食、頑張ります!

栄養士 Y

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