娘が高校2年の時、娘のクラスメイトのT君のバンドコンサートに誘われ、
娘と二人で都内の某ライブハウスへ行きました。
ライブハウスなんて生まれて初めてなのでワクワク・ドキドキ!
中に入るとホラ穴みたいな暗っぽいっ空間に50人位の若者が立ったまま
ステージに向かって揺れていました。
オバサンは私ひとり。
照れくさいので一番後ろに一つだけ置いてあった椅子に座って聞くことに。
人垣でステージは全然見えないのですが、エレキギターやシンセサイザーの
大音量が鳴り響き、音楽というより音合戦みたい感じ。
しかし段々と耳が慣れてきて、まんざらでもないな、アップテンポでいいなと
楽しめてきました。
コーラを飲みながらビートルズに夢中だった高校時代を思い出したりして・・・。
威勢のいいコンサートが終わり、娘とコンビニへ。
そこでT君とばったり。
何かひと言お礼を言わなきゃと思い、
「T君、おばさん感激しちゃった。 スゴク良かったわよ!」
「あ、そうスカ。 どうも」
怪訝そうな表情だったので、店を出てから娘に聞きました。
「T君、どうしたのかしらね?」
「感激したなんて言うからよ。最後に脱いだんだから。」
「エッ、エー!? そうだったのー?」
「お母さんはそそっかしいんだから、もー」
それ以来、コメントする時は気をつけています。