朝夕めっきり寒くなり、キムチ鍋などがおいしい季節になりましたね。
熱々のお豆腐をふーふー言って頂く幸せ、旨ッ!
さて、毎食後の後片付け、これが結構手間取る昨今です。ビン、缶、プラスティック、
燃える、燃えない等、リサイクルの分別も増えてきています。私が小さかった頃は、
とてもシンプルでした。容器持参でお店へ買いに行っていましたので、ゴミがとても
少なかったのです。酒やしょうゆは一升瓶のマイボトルを持って行くと、大きな樽から
注いでくれます。味噌も壷に木ベラでぎゅうっと詰め込む。豆腐はラッパが聞こえたら
お鍋を持ってとんで行く。食パンはパン屋さんでジャムやピーナッツを塗ってもらう
という具合でした。
その頃と比べると、分別収集は面倒くさいなあというのが実感でしたが、ある時
アフリカの言い伝えに出会いました。
地球は未来の子どもたちからの預かりもの
この地球上の限られた資源は、時を越えてみんなのもの、と。さすが“もったいない”
を国際語にしたマータイさんを生み出した大地、発想が違うと感心しました。
保育園の子どもたちの澄んだ瞳に見つめられると、一層このことばが重みを増し、
“分別収集、喜んでやります!”と、私の気持ちもスイッチが切り替わります。