考えていた時に誘われました。今まで観るだけのマジックでしたが、一ヶ月のお試し
期間に不思議の世界に魅了されてしまいました。
クラブでは月2回の練習で一つのマジックを教えてくれます。
「魔法使いになった気分で魔法をかけるのです」と先生。 たちまち先輩たちは
あざやかな手つきで魔法をかけます。そのプロ級の腕前は見ているだけでも
“クラブに入ってよかった!”と思えるほどです。そのたびに
「感心していないで田村さんも練習してください」と言われます。
11月1日に羽村市の文化祭があり、私たち新人4人も出場することになりました。
初舞台は“ゆとろぎの大ホール”、それだけでも緊張します。
8月上旬から企画開始、9月上旬から練習開始、10月に入って全体練習が
ありました。
居並ぶ先輩たちの前でつたないマジックのお披露目とあって、完全にあがって
しまいました。頭の中はまっ白、顔はほてるのに手足は冷たくなり、
手順は間違えるは物は落とすは、で失敗ばかりでした。
「笑顔! 笑顔!」と声がかかるのですが、顔がこわばって旨く笑えません。
先輩たちからは手の高さや目の位置など細かい点について沢山アドバイスを
頂きました。
あとは慣れるしかない!と新人4人で話し合い、度胸をつけるため
10月19日の「日の出福祉園祭」に参加させていただくことに決めました。
昨日その福祉祭に行ってきました。
出演、初体験!!!
あがらないコツを教えて頂きました。
① 深呼吸する
② 練習したとおりにやる
③ ゆっくりやる
この教えを守って、初めてのわりには4人とも上手にできました。
重度心身障害者施設のみなさん達は、楽しそうに見てくれて、盛んな拍手を
送ってくれました。 私たちも幸せな気分いっぱいに!!
そして、ちょっぴり自身がつきました。
本番まであと10日あまり。 「ドッキドキの一年生」の心境ですが、
楽しみながらやっていくつもりです。