私、生まれて初めて大道芸に挑戦しました。
11月3日、秋晴れの休日、青梅市産業祭が永山グラウンド
で開催。 マジッククラブの新人3人が覚えたての南京玉すだ
れを披露しました。 青梅市子育て支援センターのテント前、
係りの人が通行人に声を掛けると、観客が沢山集まってきま
した。
「あ、さて、あ、さて、さては南京玉すだれ」 の曲が
流れます。 心臓はもうドッキドキ !!!
釣竿、鯉のぼり、東京タワー、日米国旗、しだれ柳などに
すだれを変形させていくのです。
前列のおじいちゃんがニコニコしながら手拍子をとって
いるのが見えました。 皆さん物珍しそうに眺めている風。
こちらも段々楽しくなったところでおしまいでした。
自然体で楽しめばいいんだと思えたことが収穫でした。
玉すだれは、江戸末期に生まれた芸で、
半てん、たっつけばかま、手甲、頭巾など独特の衣裳で
街角に立ち、飴屋などの人寄せのために演じられた
大道芸とのこと。
「東海道は五十と三つぎ、中山道は六十九つぎ、
なくてならぬはそばやの看板」
私が習ったのは、埼玉県小川町発祥の仙助流。
昔の庶民の心意気に思いを馳せながら、ちょっぴり
楽しんでいるこの頃です。