こんにちは!たむらです

2009年7月13日 月曜日職員ブログ


   今月4日の土曜日、池袋のホテルで高校の同期会がありました。

卒業してもう42年にもなります。  受験戦争真っ只中の時代でしたが、

都内では珍しいほど広い校庭に恵まれ、ゆったりとした環境の中で3年間を

過ごしました。  周囲には桜の大木がぐるりと生い茂り、春は桜吹雪で

校庭が桜色に霞みました。  雨が3日も降りつづくと、校庭は湖に変身。

そこで泳ぐお茶目な人もいましたっけ。  運動会ではチームごとに3~4メートルも

ある巨大な張り子のマスコットを作り、終了後に火をつけてファイアストームを

するのが恒例で、火を囲んで肩を組み歌う青春の1ページを過ごした懐かしい

母校。  1クラス50名で9クラスもあり総勢450名、このうち半数の230名が

参加しました。  今回は60歳の還暦祝いとあって、服のどこかに赤い色の

飾りをつけての参加です。  会場を埋め尽くす人が全員60歳だなんて

なんだか奇妙な気分。  歳月が顔に年輪を刻み、歳相応に見える人、

見えない人と様々です。  個人差があるものの、みんないい顔をして輝いて

いました。  いたずらばかりしていた子達が社長さんや大学教授だの

医者になってすまし顔をしていても、ちょっとしゃべっていると昔の純情だった

当時の表情が浮かびあがってくるのがとても不思議でした。  

今の社会的立場がどうであれ、すぐ童心にかえれるのが心の故郷クラス会の

魅力ですね。  ○○くん、△△ちゃんと歳を忘れて呼び合って話は尽きず、

まるでハチの巣をつついたような賑やかさでした。

   あっという間の4時間が過ぎ、再会を約して会場をあとに。

これからも新しき友を大切に、古き友も大切にして、人と人との出会いの

楽しさを満喫して、心豊かに人生を送りたいと思います。