給食室の入り口のドアには縦に3つの小さな窓がついています

その一番下の窓で一年を通して子ども達の成長が見られるんです

食数の紙を持ってくる時やおやつの牛乳やコップを取りにくる時に見られる『密かな楽しみ』なんです
今まで窓に顔が届かず髪の毛がフワフワ~っと見える位の子が最近はオデコや目のあたりまで見えるようになり、年長さんになると少し屈んで窓から給食室を覗いたりする子もいます

そして、おんぶに抱っこだった0歳児もトコトコと3~4人でやって来て牛乳やコップを指さして『ボク・ワタシそれ持つ~!!』と言った感じに意志表示できるようになっていて『一年経つとここまでできるようになるんだぁ

』とすんごい感心してしまいます
そして給食室は換気扇、洗浄機、保管庫などの大きな音が入り交じり、子ども達がドアをコンコンと叩く音が聞こえない時もあり『お給食の先生どうしてドア開けてくれないの?』と不安にさせてしまう時も。。。(注意しながら作業はしていますが)玄関付近にいる先生方に教えてもらい、手を挟まないよう気をつけながら、慌てて『ごめんね
』とドアを開けると『ホッ』とした顔で紙を渡してくれます
こんな感じで一年を通して子ども達の成長を観察している私です

もうすぐ年長さんは卒園してしまい寂しくなりますが、進級する子ども達の成長をまた窓から観察できるのを今から楽しみにしています


給食室 D 
