今日は、らいおん組さんで豆腐つくりにチャレンジ!大豆からお豆腐ができるまでを体験、ちょっぴりお勉強を兼ねた調理保育をしました。
大豆からできる食品はたくさんあり、給食でもほとんど毎日登場ずる大豆製品。
お豆腐が大豆からできていることは、らいおん組のおともだちはみんな知っていたのですが、ではどうやってできているのか?となると???
乾燥大豆からお豆腐になるまでの工程を見て体験することで、いつも食べているお豆腐を、より味わうことができるようになったのでは?
そして給食にも「揚げ出し豆腐」を入れ、豆腐の味を満喫した1日になりました
今日の給食
★ ちゃんぽんうどん ★
★ 揚げ出し豆腐 ★
★ ヒジキとキュウリのごま酢和え ★
★ バナナ ★
午後のおやつ
★ カルシウムごはん ★
★ 牛乳 ★
***調理保育の様子***
乾燥大豆とお水につけておいた大豆を比べて、「こんなに大きくなるんだ~」とみんなでのぞきこんでいます
水につけておいた大豆とお水をミキサーに入れています。
なめらかなクリーム状になるまでミキサーにかけ、お鍋に入れて焦がさないよう煮ていきます。
煮ている間に・・・・大豆製品2つめは 「きなこ作り」
大豆を炒ってから、ミルサーにかけると・・・あっという間にきなこのできあがり
ざるでふるって、いつも食べているきなこの完成!
子どもたちからは「わ~きなこだ!!」「食べた~い!」と・・・炒っただけのきなこと、ちょっぴりお砂糖を入れたきなこを味わいました。
「炒る」「煮る」という調理方法も学びました。
きなこを味わっている間も、ミキサーにかけた大豆を煮ています。子どもたちには、上に浮いてくる泡をすくってもらいました。
そして、お豆腐の香りがしてきたところで、布袋に入れしぼります。ぎゅ~っとしぼって出てきた汁が「豆乳」です。袋の中には「おから」ができました
「豆乳」と「おから」です
豆乳を温めてから「にがり」を入れます。豆腐の材料は大豆と「にがり」だけ。
にがりは「海の水」からできているんだよ、と伝えると???というイマイチな反応でしたが、
分離してお豆腐ができてくる「とわ~!!!」という歓声が。
穴を開けたプラスチックパックに、分離したかたまりをすくって入れていきます。そして、上から少し押して水気を切ります。
・・・お豆腐の水気を切っている間に・・・
先程、豆乳をしぼったときにできた「おから」を使って「おからかりんとう」をみんなで作りました。
おからに小麦粉とベーキングパウダー、砂糖、水、菜種油を入れ、袋の中でよく練ってから、平たくのばして切り、ねじって焼きました。
「とうふ」のできあがり
(おからかりんとうを焼いている間に・・・)
1口ずつですが、できたて手作り豆腐を味わいました
「甘い!」「大豆の味がする~♪」「おとうふだ~!」「おいし~」などなど、時間がかかった分、やっと出来上がったお豆腐に、みんなのテンションUP
さらに、焼き上がった「おからかりんとう」も味わいました。おからは大豆のカスですが、食物繊維たっぷりです
たっぷり大豆を使ったのですが、出来上がった豆腐をみんなで分けると1口2口程度と少なく感じたかもしれませんね。でも子どもたちの体験としては満腹になったかなと思いました
調理保育の最後に、担任の先生から子どもたちに「今日調理実習で大豆からできたもの、使った材料」などの復習をし、子どもたちの元気な回答に「学び」ができたことを実感できました。
余談ですが、ひと昔前、こんなに健康価値のある「おから」が産業廃棄物で裁判にもなったことがあり、今でも飼料用や肥料用が大半を占めているんです。
今日のおからの半量はかりんとうになりましたが、豆腐を作る工程でこんなにたくさんのおからが出ることも見て知ることができ、職員の食育にもなった調理保育になりました
🔅 太陽の子保育園での食育についての考え方は「食育への取り組み📝」にて詳しく紹介しています。
🔅 「給食へのこだわり📝」 「大切な離乳食📝」 「菜園活動・調理保育📝」も合わせてご覧ください。