アジアからのお客さん

2019年5月10日 金曜日職員ブログ


長いGWも終わり保育園も日常の生活に戻りつつあります。
連休明けには「〇〇行ったんだよ!!」「〇〇したんだ!!」と、多くの子どもたちが嬉しそうにGW中の出来事を聞かせてくれました。
私はどこにも行かなかったのですが、話を聞いているだけ何かいろいろと旅行した気持ちにさせてくれました。
 
話は変わって…
今年に入って、保育園の視察に海外からいらっしゃる方が増えています。
1月には中国から、3月はシンガポール、4月はまた中国からです。シンガポールは「シンガポール幼児教育者学会」、中国は「中国教育国際教育協会」の方々で、いずれも大人数のため、あおぞら保育園での視察となりました。
保育の様子を見学しながら、皆さんいろいろと質問をされるのですが、通訳が1名なので結構大変でした。
でも日本の方の視察よりも熱心に見てくださるので、こちらもできる限りの話をさせてもらいました。
質問の中で日本だと当たり前だけど海外から見ると不思議に感じるものなんだなというものがいくつかあり、その1つが「お当番」でした。
保育室に貼ってあるお当番表を見て、「これは何?」から始まって、それはいったいどういうものなのか、意図は何なのか、子どもはそれを受け入れているのか(特別な仕事をしなければいけないので…)等々、それに対して子どもたちはお当番がくるのを楽しみにしていると答えると「おおー!!」みたいな反応でした。
そういえば以前、フィンランドの保育士さんたちに給食の様子の写真を見せたとき、配膳をしている子どもが白衣とマスクをしているのを見て、日本は子どもが行う給食の配膳レベルでも保健師並みの対応を求めているの!!とビックリしながら大笑いをしていました。
本当、文化の違いですね。
 
保育園の子どもたちが大人になるころにはグローバル化がさらに進んでいるのでしょうね。
だからこそ、日本の文化を大切にしつつ、でもそれを絶対視はせず、ポジティブに多文化共生をすすめていければと思います。
 
園長 大庭