屋外給食🔥

2021年3月24日 水曜日給食ブログ


今日は、らいおん組さんで焚火を使ってのミニ調理&防災食体験を行いました。

アウトドアクッキングの楽しさと、屋外調理が災害時にも応用できることを、作りながら体験してもらいました。

備蓄品を見学し、お水がとっても大切だということ。

災害時にガスや水道、電気が止まってしまったときの

焚火やカセットコンロが便利なことと、そして危険なことを、

楽しみながら味わってもらいました。

今日の給食(幼児)
★ カレーライス(麦飯) ★
★ ビーフンサラダ ★
★ チンゲン菜とはんぺんのスープ ★
★ みかん ★

午後おやつ

★ 揚げパン(きなこ) ★
★ 牛乳(乳児) ★

 

⏰お昼の少し前。園庭で焚火開始🔥

らいおん組さんに、防災食として園にストックしている小袋のアルファ米を、実際に自分で作ってもらいました。

防災集会で、大量に作ったアルファ米のことも、ちゃんと覚えていましたね。

(お湯は、ヤカンから麦茶ポットに移し入れて使用)
  

封を切り、乾燥剤とスプーンを取り出します。

お湯をそそいで、上をとじるところまでを各自で行いました。

  

ごはんはしばらく置いて出来上がりを待ちます。

その間、防災倉庫の見学です↓

生きていく上で大切な「水」、たくさんストックしてあることろも見てもらいました。

これでも、3日分。

たくさんあるお水を見ることで、たくさん必要なんだということが分かります。

その他にも、赤ちゃんのミルクやレトルトの離乳食、缶詰、フリーズドライのもの、

ごはんだけではなく、電池で使うランプや簡易トイレ等を実際に見てもらいました。

そうそう。

今日は小学校に向けて、マスクで過ごす練習も兼ねていますね。

 

さて。

ここからは、災害時にも、キャンプなどのアウトドアでも楽しめる焚火。

お庭がない、火が使えないときには・・・

ということで、カセットコンロも実際に使っているところを見てもらいました(レトルトカレーを温めました)

少し近づいて、火の熱さを実感。

火は使い方を間違えてしまうと、家が火事になってしまったり、危険だということも伝えました。もちろん触れば大やけど。

 

焚火で「焼き芋」、鉄板で「フランクフルト」 アウトドアクッキングの王道でしょうか。

焼きたてアツアツを、フーフーしながら味わいます。

熱いものの食べ方も「学び」です、教えないとわからないことなんです。

串付きのフランクフルトの食べ方も、すでに給食で体験済みなのでばっちりですョ。
 

防災用のレトルトカレーをお湯で温め、先ほど各自でつくったアルファ米にかけました。

できあがったおともだちから「いただきます」 

さらに、防災のお話をつづけました。

災害時にはお水が大切ということを伝えた上で、ゴミの問題もちょっぴり伝えました。

今日使ってる器はゴミになります。災害時、ゴミを集めてくれる人も来てくれなくなります。どうしたらいいか。

そのときに、食事で使う器にラップをかけて使うことで、食器を洗う水も節約できたり、ゴミも少なくできること、

実際に器にラップをして使うところを見てもらいました。

ほんの少しでも、もしもの災害時に記憶の片隅に残っていたら、と。
 

防災食を実際に子どもに食べてもらい、ストックしている防災食が子どもの口に合うのかどうか?

いざという時に食べてくれるのか?どのくらいの量が必要なのか? 

ご家庭でも、ぜひ試してみると良いかと思います。

そして日頃から食べながら補充していく「ローリングストック」を行い、食べものが無駄にならないように。

いざという時に備えることが大切ですね。

 

今日は春らしい暖かい日になりました。ほかのクラスも、園庭やテラスで給食を食べていました。

春本番、園庭のプルーンの花がきれいですね。
 

🔅 太陽の子保育園での食育についての考え方は「食育への取り組み📝」にて詳しく紹介しています。

🔅 「給食へのこだわり📝」 「大切な離乳食📝」 「菜園活動・調理保育📝」も合わせてご覧ください。